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第2話『床や天井が出来て間取りが大きく変わっていく~』R邸マンションリフォーム

2019.02.09

 

おはようございます。『現場アウトプットマン』元吉です。

今日は続編ブログシリーズをツイートして行きたいと思います。

ちなみに第4話が最終回になります。1月30日(水)第1話「これがどこまで変わるんですか??」公開しておりますので、ぜひ合わせてご覧いただければ嬉しい限りです( ◠‿◠ )

前回の振り返りは・・・古くなった住宅のリフォーム前様子と和室や水回りを解体してスケルトン状態にした様子などなど、リフォーム現場をあまり見慣れていない方には新鮮に見えたはず?!ではなかったでしょうか…見ていない方はぜひ第1話チェックしてくださいね(^^♪

さあ、最終回は感動フィナーレになるようみんなで誠心誠意施工して行きましょう。

今日からはリアルでハードな大工職人さんが施工中心になります。大きな技術力と知的財産を使って最高に住み心地の良い素敵なお家にしようではないですか!(#^.^#)

 

少し復習になりますが、左側のスケルトン状態には以前和室2間が繋がっていました。その横の既存フローリング部分はLDK。おおよそ6帖が4つあるような広さと思っていただければと思います。この状態から奥に和室を作り、手前はLの字でLDKが出来るような間取りに変える予定。

言葉では少しイメージしづらいでしょ??毎回私の実況ブログ見てくださればそれも点と点が繋がっていつか線になってくれるはず(笑)ぜひお付き合いください。

 

まず取り掛かるのが床下地という工程です。先ほど説明した通り、LDKの間取りが変わり広くなるので、元畳だった和室の床の下地を造作します。

この木材は床の支えになる大事な役割で根太と申します。床を段差なくするように既存のフローリング高さまで合わせて設置して行きます。

さあ、問題です。難易度は中・・・

 

この根太の間隔は何センチきざみでしょうか??

 

①40cm

 

②35cm

 

③30cm

 

④その日の気分で変える

 

・・・・・・・・

絶対に言えることは、まず④ではありませんのでご安心ください(^^♪

 

正解は③の30cm。正解の方は素晴らしい( ..)φメモメモ

30cmきざみでしっかり入れることで床の強度を保つことが出来ます!

 

先ほどの根太と根太の隙間に断熱材を入れてその上に構造用合板(コンパネと呼びます)を張り、最後にフローリングを張っていくという工程になります。

写真ではすこーし分かりにくいですが、奥側は畳になるので、少し段差があるんです。畳の厚みは約5cm。フローリング厚みは約1cm。

そうなんです。床の下地もそれを考えて作らないといけないということですね(常識すぎましたね( 笑)

 

 

さあ、床を張る前に細かい収まりなどを大工さんとインテリアコーディネーターが打ち合わせしております。今回はこの住宅のデザインや間取りなど全て彼女が担当して行ってもらいます。

全面改装になると、床やキッチン、クロス色からデザイン、収まりや生活動線など全て思案して決めていくことが必要になってくるのですが、結構大変で重要な役割です。細かい造作棚設置高さや寸法など一つ一つ丁寧にしっかり思案して準備してくれております。

もちろん平面図やパースなど全ての業務も担当。リフォーム完了後の家具などの配置や提案まで出来るんですよ~。

ホームステージャー1級の免許を最近取得しております!これから知名度も上がり必要になる大事なスキルだと思いますよ。この物件もステージングするので私が一番楽しみにしてしまっています( ;∀;)大信住器の見えないフィクサーといっても過言ではありませんですね。

ごめんなさい。確実に言いすぎました(笑)彼女の名前は元吉聡美と名乗ります。実は私の奥様なんです。こんな仕事をしている理由は、100%私が巻き込みました(笑)

皆様いつかお会いする方いらっしゃれば宜しくお願い致します<(_ _)>

 

お客様や現場職人さんとの打ち合わせは濃厚なほど良いと考えております。あっさりはダメ!!仕上がり精度が変わってくるので、とことん向き合う。現場とお客様と・・・

とても大事!!大信はこれをみんなが心がけて日々の業務に励んでます(*^▽^*)

お客様が喜んでくださるかは我々は決めることは出来ません。ただお客様が喜んでいただける確率を上げる為に出来ることを精一杯やる。これが大信魂(^^♪

会社や個人の能力は違えども、情熱と知識と技術を一人一人持ってリフォームに取り組むことが使命…

少し熱くなってしましいました<(_ _)>すいません。次行きま~す。

 

話をしているとフローリングがとうとう現場に届きました!!これはLIXILのラシッサDフロアと言って弊社もよく使う人気商品床材です。木目感がしっかり出るのと、ノンワックスで更に滑りにくくなっていることが特徴です。あー楽しみ!!

 

 

 

それではフローリングを張って…いやいや。実はフローリングを張る前に次は、天井の下地材を設置しております。フローリングを先に張って悪いということではありませんが、天井下地を作る前に床に傷をつけるリスクなども想定してまずはこのような工程になっております。

 

壁の外壁面にはやはり・・・

 

断熱材をしっかり張らせていただきました。マンションは結露が多いのが特徴なので、床にも使う断熱材(発泡性のある固い)を張ることで結露になっても壁に浸透しにくいようになっております。

 

キターーーーーー(*^^*)フローリングが張られ始めました。木質感のある今の流行りトレンドに乗ってますね~(^^♪

 

一気に張ることが出来ました!(数時間で出来たという訳ではありませんよ笑)

フローリングを張るとすぐに養生ボードで保護されてキズが付かないようにします。建築現場は重い道具や脚立に上って作業することが日常茶飯事なのでこの養生はとっても大事。

どのようなフローリング仕上がりになったのかは全てのリフォームが終わらないと分からないということだけは残念ですね。

 

ということで特別にLIXILの同じフロアを張った仕上がり事例をちょっと公開しますね。

 

改めて見るとかっこ良いですね~。皆様どの色合いが好みですか?(^^♪ご参考にされてください。

ちなみに今回はメープル柄というナチュラルテイストの色合いなのでこの事例床色にはございません。仕上がりをお楽しみに!

 

 

 

これは洋室の様子。フローリングも廊下から洋室2間まで張られました。このフローリング張り替え作業は2日半かかりました( ..)φメモメモ

大工さんご苦労様でした。「えっ。そんなこと言ってられない?!」

そうですね。仕事はまだまだこれからですからね(*^^)v

 

 

 

フローリング張替えが完了すると、次は新しくするドアの枠材が搬入されてきました。工程としては、フローリング→ドア枠取付→次みたいな感じです。

なんでドア枠?少し違和感がありましたか??ドアは??

ドアは最終的にクロス工事など完了して取付するように今回は予定しております。工事中は色々な職人が一生懸命作業を行っておりますが、ドアは開閉が必要な為、養生で保護することが難しいです。

新品がついているとキズをつけたり作業の邪魔になったりするので、そういった理由でドア枠のみ設置するようにしております。

これは工事内容によっては建具ドアまで一気に付けてしまうケースもありますのでその点はご了承ください<(_ _)>

 

現場での風景ですが、これは大工さんの道具箱。ビスの長さや酒類に合わせて全て振り分け出来るように整理されております。

これは工事部にも徹底しているのですが、このような1つ1つの整理というのが仕事の出来栄えを大きく左右するような丁寧と分かりやすさというマインドではないでしょうか(かなり個人的主観が入ってますかも..)仕事が雑にならないように丁寧にリフォームを行う一つの指標なのかもしれませんね。

改めて勉強になりました。ありがとうございます<(_ _)>

 

次は今までない場所に何やら壁が出来そうな雰囲気な写真ですね(‘;’)

今まではキッチンは後ろの部分に設置された壁付タイプでしたが、今回はLDK側に向く対面キッチンに変更します。

少し写真では見えづらいですが、キッチン解体後に水道職人による給水や排水など給排水移設工事や電気職人による食洗器やIHヒーター、電子レンジ用の専用回路配線まで完了しております。

木の手前にあるグレーの色が電気配線、茶色や赤色のニンジンみたいなものがお湯の配管が出ないようにメクラ栓をしております。

これも大工職人がフローリング張る前に配管する必要がありますので、各自連係プレイが必要ですね(^^)/

結論として写真にはないですが、リフォームに関わる他の職人も頑張って下さってるということです(*^^)vありがとう!

対面キッチンになるメリットはおそらく・・・家族の会話が増加する・TV見ながら料理が出来る・食事をテーブルまで持っていく動線が楽になるなどなど言えるでしょうか。

もちろん目的やメリットは個人差がありますのでご注意ください<(_ _)>

 

キッチン上の天井に下地を作っております。これはなぜ??これ今回のポイントで必ず押さえたいポイントの1つです。

キッチン部のみ天井を10cm程度下げてダウンライトを設置してイケてる感じにします。仕上がりをお楽しみに(^_-)-☆

 

本日は快晴!(^^)!念願の新しいユニットバスが設置されていますよ。リフォーム前は120cm×160cmの浴室広さのユニットバスででしたが、今回130cm×170cmと10cmずつサイズアップに成功。

本当にギリギリの瀬戸際の寸法ですが、強気に言って良かった(^_-)-☆

今のユニットバスは高断熱浴槽や断熱床などポカポカと体や心も暖まるバスルームですよ!(^^)!やりたいと今思っているあなた。ぜひご検討くださいませ(^^)/

 

さあ、ユニットバスが設置されると、解体した洗面所の壁を大工さんに復旧してもらう作業工程であります。

業界用語で言うと「間仕切り壁復旧工事」なんて我々は読んでます。施工を見てくださいよ。名前通りのお仕事(笑)

 

これは浴室の入口ドア枠を4方向作っています。この枠はホワイトの樹脂枠と言って通常の木枠とは違います。

お値段は少し高いですが、水などかかっても腐食しないことが特徴。結構どこのリフォーム会社さんもこれを採用していることが多いとは思いますよ(違っていたらsorry)

 

先ほどの枠が収まり、壁下地を作ってボード張って、「間仕切り壁復旧工事」完了です。

ねっ。名前通りシンプルでしょ( ..)φメモ

 

大工さんもどんどんエンジンがかかってきました!ちなみに奥に写っているグレーの壁がありまよね。これが先ほどのユニットバスの裏側壁です。

あそこにユニットバスがあるということですね。間取りがばれてしまいましたね( ;∀;)そうです。将来クローゼットになる裏側に浴室があるのです。

そろそろ壁や天井を張る準備が整いました。

 

どんどん天井や壁が張られていっとります。1枚1枚コツコツと…必ずゴールはありますので引き続き頑張りましょう。

 

ここは先ほど紹介した対面キッチンになる壁の場面。この壁の上に集成材カウンターを設置され、最終的にはこのカウンターは塗装職人によって塗装されます。

色合いも選択可能ということですね。カスタマイズリフォーム( ^)o(^ )

 

さあ本日最後の工程になります。この和室になる部分とLDKの間にこのリフォームで一番といっても過言ではない特殊なドアが設置されますのでその準備段階のお仕事です。

そのドアの下には畳とフローリングの間になるので先ほどの集成材カウンターを床に設置しております。これはしっかり畳を収める畳寄せという機能も果たしてくれます。

この床と天井の間にある木材は壁になる訳ではありませんよ。仕上げ材になるので見えない所は釘で設置して、後はボンドを塗っているので、しっかり固定するように木で天井と突っ張っております。

ここにここに私たちも楽しみにしていた・・・あやつ・・・ミスモデルノという女性のような素敵な名前のドアが入るのです!(^^)!

この全貌は第3話で明らかになりますよ!ご覧いただくしかありませんよね(笑)

 

 

おーーーーーーーーーーー

噂をすれば工程に合わせてミスモデルノが届きました!!

 

これで第2話は終了となります。

次回はこのドアが付いたり、リフォーム工事完了までのプロセスをたっぷりレポートしたいと思います。

 

工事部をはじめ専門職人の皆さま引き続き情熱と少しの愛情をもって日々の業務に取り組んで参りましょうね。

 

最後までブログレポートを読破してくださった皆様本当に心からありがとうございました<(_ _)>

 

施工完了は2月19日(火)なので、今月20日前後で第3話、2月末には第4話最終回までアップ予定です。

ぜひお楽しみに!!!

 

 

END