こんにちは!『現場アウトプットマン』元吉です。
本日は題名にあるように先日リノベーションが行われてた現場様子を少しダイジェスト版になりますがツイートさせていただきます。
※少し長文になることをご了承くださいませ。
まずは読んで下さる方にイメージしやすくなるように前提条件を箇条書きしておきます。
・築30年以上経過している現場マンション
・工事内容 水回り全面、ガス給湯器、水道配管新、間取り変更、1間を除く全部屋フローリング、全部屋ドア、クロス・畳、クローゼット新設、各種電気他雑工事
・工事期間 約1ケ月弱
・ご主人、奥様2名の住みながらのリノベーション工事
・希望条件 ①これからも末永く暮らしていける住まいにしたい
②お客様のイメージしているデザインやインテリア希望が明確にある
このような内容や要望でした。
『ドキ!!私も同じようなリノベーションがしたいのよ』と思っているあなたにはきっと有益な情報になると思いますのでどうぞ最後までご覧くださいませ。
イメージとしては大枠の工事流れや様子と捉えていただければ幸いですm(__)m
そもそもリフォームとリノベーションという言葉の違いについては案外曖昧な部分があるので簡単に説明しますね。
リフォームとは・・・器具が壊れていたり、壁が汚れていたり、家全体が老朽化したりしている部分を直したり、綺麗にしたり、新しくしたりすることを主に指します。
「マイナスの状態のものをゼロの状態にに戻すための機能の回復」という意味合いとして使われることが多いため、例えばキッチンの取替やクロス張り替えなどがリフォームに該当します。
リノベーションとは・・・大規模な工事を行うことで、住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすること指します。
リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを表しています。
そのため、リノベーションでは住まいの空間をよりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装などを変更したりすることなどが含まれます。
ライフスタイルの変化から、間仕切りの壁をなくして、広々としたリビングダイニングキッチンにしたりすることなどが『リノベーション』に該当します。
リノベーションではライフスタイルや生活環境に合わせて自由自在にアレンジできるという魅力から最近は人気が高まっています。
そのような理由で今回は『リノベーション』に該当すると思いますね( ..)φメモメモ
最初にネタバラシという訳ではございませんが、このリノベーション事例を更新しておりますので、併せてチェックしていただけると作り手としては嬉しい限りです(^^♪
(before、afterを見せたいブログ作成ではないという観点から…)
↓この案件の施工事例はこちらから↓
https://daishin-ju.com/reformdata/20200722/
↓YouTube動画事例はこちらから↓(実際に施工した現場にて詳しい解説までしているのでオススメ)
https://www.youtube.com/watch?v=1mbn001daEo
それでは参りましょう!!
OPEN 座 建具(ドア)
こちらが施工前。リノベーションで行う最初の工事って何だと思われますか??
これは少し簡単すぎるかも( ..)φメモメモ
んーーーおしいけど不正解【ひっかけ問題でございました( ;∀;)】
※当たりの方は素晴らしい!!
正解は、まずは養生工事です。
マンションは特に共有部分(マンションみんなのもの)を必ず通る必要がございます。
最後に片付けするから良いのはダメですね!
まずはキズや汚れなどが付かないようにしっかり養生します。
これを『養生工事』と申すます(^^)/
さあ、準備が出来ましたのでここからスタートです!
先ほどお答えしてもらった方の正解はこちらですかね?!
それではリノベーションでまずやるべきこと。
それは『解体工事』ですね。
リフォームは現状のものを変えるので今までのものを取り壊す必要がございますよねっ!
今回はリビングとこのドアの奥にある洋室を1間に間取り変更をしました。
このようにドアや壁を解体して広いLDKへ変わりましたね。
その後床はすでにフローリング張りが完了している様子でした。
ここでポイントですが、全面リノベーションの場合は、写真の矢印にあるようにサッシ回りの窓枠など現状で見える部分は全て交換することが多いです。
なぜならばドアや床は昔の色合いに合わせて窓枠色も揃えておりますので今回窓枠が老朽化していないとしてもそれのみ残してしまいますと少し・・・残念(デザイン的に)ということになるかもしれませんね。
こちらはキッチンが新たに設置される場所です。吊り戸部がなくなったりキッチンカウンターを取替したりする為にキッチン回り壁を新たに新設しております。
じゃん!!新たにキッチン回りの壁が出来上がりました。
ちなみに・・・
これが事前の様子です。一目明快でしょうか??
このような理由であのような工事をしておりますよ(^^)/
さあ、LDK大工工事に目途がついてきたら次は廊下回りを攻めて参りました。床はフローリング張りや壁は新たに手すりを設置しますので、その高さに合わせて合板ベニヤ補強工事を行っております。この下地はクロス張替すると分からなくなるので高さは最後に取付する職人と打ち合わせしておかないよ行けませんね。
これをスポーツ業界で言うと、『連携プレー』とも言います(笑)
おおおおおおおおおおーーーーーー。見慣れない方には少しワイルド感があるかもしれませんね( ;∀;)
こちらはユニットバスを解体した瞬間の写真です。
ユニットバスは簡単に説明するとドアや天井、床が全て合体組み合わせされたお部屋のようなものと思ってもらえれば大丈夫です。
お部屋を全て解体して新たにお部屋を入れる!!そう考えるとシンプルで分かりやすいですね。
しかしながら、施工側からすればそう簡単には行きません。
はい!原点に戻りますよ!(どこが何が?!)
リノベーションとは現状より価値を高める見たいなお話は最初にしたと思いますが、今回は現状のバスルームが1216という120cm×160cmのバスルームになっておりました。
築25年~30年超のマンションや戸建てには多い0.75坪1216サイズは一般的。
今回はワンサイズ大きい13165という130cm×165cmのバスルームに拡張に成功しました。
その為には洗面所壁を全て解体して新しく壁を新設する工事などが別途必要となりました。そのことで若干ではありますが、洗面所が3cm程度狭くなりました。
しかし、お風呂は10cm大きくなると言うマジック(現代は手品というのかな?!)が起きました。
グレイト!!
こちらは洗面所の下地工事中です。洗濯機上や洗面台上に棚や三面鏡などを設置するにあたり合板ベニヤ張替え補強や床も下地から補強など細部にわたるまで施工しております。
仕上がりが実に楽しみですね!(^^)!
こちらも中々目にはしない背景ですよね?!
皆様の心の声「こちらは何をされておりますのでしょうか??」
電気職人「これは天井に埋め込みの照明ダウンライトを設置するための穴あけ作業中です。」
へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上!!
さあ、こちらは大工職人さんの工事も一通り終わり、クロス職人による壁クロス張替の下地処理の様子です。
この継ぎ目や壁の不陸などを整える作業を『パテ処理工事』と申します。
この下地処理が綺麗に張れる為の大事な準備と行っても過言ではありません。
お客様のお住まいの中でのリノベーションでしたから、定期的に家具移動や職人との打ち合わせなど密な連携が行われていましたよ(^^♪
このような一見雑務のような『雑仕事』も実は大事な工事の一つです。
だってそもそもその作業はどの職人の工事??!!
ここは会社によって変わるので答えはございませんが。
さあ、クロスもどんどん張替えされております。クロス張替すると本当に変わった感が出て参りますね。
このレンガ調アクセントクロスも空間を更に映えさせますね(^_-)-☆
さあ、クロス工事も完了したらまた大工職人さんが2名で登場しております。
最後に各部屋のドアや下駄箱を設置など最終的な仕上げ工事ですね。
お客様の心の声「えっ。なぜ今更ドアを取付するの??」
良い質問ですね!(^^)!ありがとうございます。
それは工事内容にももちろん寄りますが、単純に大事なドアに傷をつけるリスクをなくすことですね。
ドア枠は結構早い段階リノベ中に設置されますので、そのままドアを取付したらその後に色々な職人さんの右往左往によりどうしてもキズや汚れの原因となります。
なので最終的な段階まで取付しないように弊社は工程管理しております。
※こちらに関しては工事期間、規模、現場状況によって異なりますのでご注意くださいm(__)m
このような職人さんの便利がある時にはリスクに変わることもあるのです。
(私の経験則からの見解)
さあ、約1ケ月弱かかりましたが、最終的にフィナーレを迎えております。
こちらで養生を撤去して、清掃・点検と入って参ります。こちらで自主点検などで不具合などありましたら後日手直ししたりさせていただいております。
いかがだったでしょうか?!
この仕上がり事例を見たい方は最初にURLを張りましたが、再度張りますのでぜひご覧くださいませm(__)m
https://daishin-ju.com/reformdata/20200722/
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=1mbn001daEo
このリノベーションにあたりお客様はもちろん、スタッフや職人さんも皆様本当にありがとうございました。
今動いている現場、来週から着工する現場、将来着工する現場(ここは見積という形でまずはとてもお待ちしております!)も頑張って誠心誠意施工しましょう!
そして最後まで読んで下さった皆様にも心より御礼申し上げます。
END