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第1話『スケルトンからの再生』S様邸戸建てリフォーム

2020.03.28

こんにちは。『現場アウトプットマン』元吉です。

今日からはまたあのあの企画ブログスタートです。

知っている方は知っている!

はず!!

んーーーー(‘;’)

 

少し自信なくなってきた(笑)

 

改めてご説明します。

今行われている生の施工中事例や様子を公開して楽しんで学んでもらうブログでございます。

今回も第1話から第4話までの作成予定。

もちろんブログ作成の私もアウトプットしているのでとても学ばせていただいている相乗効果満載なのです。

続編という名の通り少しリフォーム期間や規模が大きめの現場になります!(^^)!(色々あるのでツイートしやすい)

ということで今日からの物語はとてもシンプルですがとっても大事なリフォーム。

それは・・・

 

 

『バリアフリー化』

 

 

空間変更やデザイン、水回り、収納などリフォームやお客様のお困りやニーズ更にウォンツは違いますが、

大事なことは安心安全でご生活が豊かになること

今回のケースは今後のご生活スタイルも踏まえてバリアフリー化を目的とした全面リフォームとなります。

私自身少し違う視点でさせていただくため、めっちゃ勉強になると思いますので皆様も続編ブログぜひチェックください~。

 

それでは参りましょう(^^♪

もうあなたもリフォーム大好きになーーーーれ!

どーーーーん!!!!     (最近笑うセールスマン見ている影響があるかも…)

 

 

 

 

これは玄関からの和室に入る入口。

結構な段差がありますね( ;∀;)

 

 


 

これが手前の和室。床はヒノキ無垢材を張っていますが、この襖を開けると階段で2Fに繋がっています。

 

 

奥の洋室です。写真では分かりにくいですが、築年数も経過しており床のレベル(水平)がかなり傾いておりました。

更に洗面所やトイレも敷居などがあり段差が多く、、

 

 

 

洗面所やトイレも老朽化が進んでいました。

 

 

奥にはダイニングスペースと続きます。

大きな掃き出しサッシなども開閉がかなりしづらい様子でした。

 

キッチン横の部屋です。最初の和室から入るようになりますが物置部屋になっており、

今回はキッチンも移動するのでこのスペースがだいぶカギになりそうです。

 

今回は段差の多さ・床の水平レベル・老朽化・間取り変更という観点から床や壁・天井全て解体して木下地が見える状態(スケルトン)にしてから下地から全てやり替えます。

これでテーマであるバリアフリー化に繋がっていくのでございます(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

スケルトン??見たいですよね???

 

あーーーーーーーーーー(‘ω’)ノ

凄い~

見る方たちが見たらとても新鮮に見えるのではないでしょうか?!

解体も数日かかりましたが無事完了。土壁だったので毎日解体後に帰ってくるスタッフや職人さんたちの髪型が黒から茶髪の濃いバージョンになっていたのは

本当に頑張った証拠です。ありがとう!そしてよろしく!(^^)!

 

長年愛着のあった壁や天井もお客様ご家族で昔は手を加えられて修繕して住まわれていたと聞いてます。

このお家を最高に快適に出来るように誠心誠意施工しますのでどうぞ見守っていてくださいませ<(_ _)>

 

まず床を作る作業からです。黄色の木材?!

これは床の下地となる土台や大引と言います。大引は約90cm間隔で設置して行きます。その下には鋼製束と束石とボンドで固定します。

木材は黄色なのはなぜかお分かりでしょうか??

これは白蟻防蟻の為に薬品を塗りました。下地から全てやり替えする場合はこのように防蟻塗りはスタンダードであります。

 

 

次にその大引と対角線上に30cm間隔で取付されているのが根太と言います。戸建てやマンション、既存の床高さなど条件によって異なりますが、大きさ4.5cm×6cmのサイズです。

大工用語で1寸(いっすん)の1.5寸(いんご)と呼んでおります。現場にいると寸やらミリやら尺やら1間やら結構専門用語満載で職人さんたちは会話をしております。

日本語って難しいですよね~( *´艸`)

私もこの業界で最初このような言葉は分かりませんでしたので、大工さんは何語をしゃべっているかすら理解できませんでした( ;∀;)

 

 

次に根太と根太の間は何センチでしたかね??

30cm!!

 

そうです。不正解( ゚Д゚)

 

え^-------。

と思いますよね??

実は25.5cmが正しい答えです。

少し説明しますね( ..)φメモメモ

 

 

 

30cmピッチとは、木材芯々のことを指します。

先ほど根太の幅が4.5cmと説明したので、

30cm(根太の芯々)-4.5cm(木材の幅)=25.5cm(根太の間隔内寸)

 

更にこの断熱材を敷いているのですが、この根太の間隔内寸幅に加工された断熱材となります。カット不要で簡単に丁寧に断熱材敷きが出来ますね。

これをフクフォーム断熱材と言います。

なぜか少し国語と算数の応用的な事例になりましたね(^_-)-☆

少しティーチャーになった気分(私)

 

このように完全に断熱材で覆われてきました。

 

さあこちらの白い管は、架橋ポリブデン管と言って樹脂製の水道・給湯配管材になります。あらゆる角度に曲がり、接手も少ないので水漏れリスクと安心リスクが保てます。

昔の鉄管と違い、管内が大変樹脂で衛生的に保てるのも大きな特徴です。

今回は、水道管や給湯配管は全て新設配管替えを行います!

 

こちらはいずれ洗面所になる原型の写真です。今は設置される洗面台に合わせて水道や給湯管・排水管工事を行っております。

洗面台も設置する機種によって配管の位置はもちろん異なります。

配管した後洗面台を決めようは基本的には業界NGっす!

 

 

このように床から配管を立ち上げて水道工事はとりあえず完了します。

これから大工工事など新着状況に合わせてまた工事に来るという具合です。

このような大掛かりな工事ならば大工職人さんは毎日居るのですが、水道職人さんや第2話で出演予定の電気職人さん達は現場状況によってちょこちょこ作業を進める、いや

進めざるおえないということです。フレキシブルな柔軟力と応用力が試される感じですね(笑)

更に職人さん同士の意思疎通の連携がリフォーム工事の成功には鍵を握ってきそうですね(^^♪

 

さあ、大工さんも水道工事に合わせて床下地工事が進んで参ります。

これは針葉樹合板と言って、フローリングの下地として張られます。この上に最終的にフローリングを張って床が出来あがって行くのです。

 

 

 

今回は写真にあるようにこの柱位置にキッチンが来るために撤去する必要があります。

このような時は、柱上にある桁に補強を入れる工事が必要となります。

 

 

この3mある長い桁を抜く場所の柱に補強として設置します。

これは第2話のお話になりそうですね(^_-)-☆

 

 

この上は2Fの廊下になりますが、今回トイレを増設することになりましたので、水道や排水配管をこれから設置して行く予定となっております。

最近はトイレ増設という案件が増えております。ライフスタイルによってはトイレは多いに越したことはありませんものね~。

 

 

さあ、第1話もエンディングの時間になって参りました。

第2話はどのように変化していくのでしょうか??

 

 

最後にこのブログは第4話までの続編ブログとなりますので、S様邸戸建てリフォーム続編ブログをこうご期待ください。

 

最後まで読んで下さった皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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