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第2話『大きな桁を入れて補強』O様邸戸建てリフォーム

2018.10.05

こんにちは。『現場アウトプットマン』元吉です。

今日は現在リフォーム進行中O様邸続編ブログシリーズをツイートして行きたいと思います。

9月27日(木)第1話「間取り変更リフォーム初めにまずやるべきこと」公開しておりますので、ぜひ合わせてご覧いただければ嬉しい限りです( ◠‿◠ )

 

第1話を振り返ると、工事前のbefore写真からLDK間取り変更に伴い解体工事の様子でした…

第2話は、大工職人さんの大工工事を中心にレポートします(‘;’)皆様に分かりやすく解説して行きたいと心掛けておりますので、今日も宜しくお願い致します。

 

前回はこの柱が取れないという所までお話しました。本日はLDKを広くするために…

 

この正面にある3本の柱を撤去します。(^o^)丿その前に、、、

この柱を抜く為には、柱を抜く場所の上に大きな桁を入れて補強を行う必要があります。

 

 

写真で説明した方が速いですね(*’▽’)これが桁と言い、柱を撤去してもこの桁に全て荷重が分散されるのであります。

大工さんが桁を入れる瞬間ですが、幅4.5m×高さ30cmと結構大きな構造材ですのでもちろん1名では到底持てません(*ノωノ)

今回は2名で作業してもらっておりますが、写真を撮っている私は全く手伝いませんので、どうぞ悪しからず<(_ _)>

 

さあ、桁の設置が完了すると、柱を1本ずつ大工さんが切断しております。結構この光景はダイナミックがあり見ごたえがありました。

ちょうどお客様と別の打ち合わせで現場に居たので一緒にその様子をずっと拝見…

大工職人の腕の見せ所って感じで、流石でございました<(_ _)>

 

 

その横にある床の間だった部分の床柱も1本撤去を行い、丸太が乗っていたのでこちらも桁を入れて補強を行いました。

これで構造体の補強工事は終了。次の作業に参りましょう!

 

次はまず床を作ることが先決ですよね( ..)φメモメモ

床がないと他の作業も出来ませんから。これは根太といって床下地の大事な役割になる下地です。床の場合は、30cm刻みで取付して行きます。

 

根太の間はもちろん床には断熱材を設置します。冬場の足元からの寒さを軽減!

 

この上に構造体合板といって、良く聞くかもしれませんが俗に言うコンパネを張ります。この上にフローリングを張って床は仕上がりという訳になります。

それではフローリングを張りましょう!いやいや少し待って下さい。

天井の骨組を設置しました。仕上げ材のフローリングを張るとキズが入るリスクがあるので段取り的にはまずこの順番で行うことが一般的ですかね?!

(現場ケースや会社考え方、職人のやり方で作業手順は前後します。ご注意ください( ゚Д゚)

 

次に壁の骨組を造作します。和室からLDKになるので、今まで見えていた柱を全て隠す大壁になります。

(真壁とは柱が見える和室の壁、大壁とは柱の見えない洋室の壁)と思ってもらえれば分かりやすいですね( ..)φ

天井や壁の場合は45cmピッチで木材が入ります。床より少し広めの間隔ですね?!これが法律という訳ではないですが、セオリーですね。

どんどん行きましょう!

 

天井にも壁にも溢れんばかりのグラスウールという断熱材を設置しました。これで壁や天井の下地も完了でございます。

 

おっと。現場状況に合わせてフローリングなど建材も到着。手際よくリフォーム工事も進行中(^_-)-☆

ここからがやっとお待たせしました。フローリングを張って行きましょうね。

 

フローリングが角から1枚ずつ張られております!!今回採用したフローリングはパナソニックのフィットフロアーで溝が少なくノンワックス仕様が特徴です。

お客様の選んだ色はホワイトオーク色でホワイトグレー系の色合いを選択れました。

色合いで結構お部屋空間は変わるものなんです。例えば今回のようにホワイト系の色合いにすると、全体的に部屋が明るく広く見えます。

濃いブラウン系のウォールナットような色合いにすると重厚感が増しますが、少し部屋は狭く感じます。もちろん壁や建具、家具色合いで印象は全く変わってきますが、

お部屋の広さなどに合わせて色選定も一つの案ですね( ◠‿◠ )

ただO様LDKは畳コーナー含んで合計27畳とめちゃくちゃ大きなLDKになるんです( ゚Д゚)

移住空間の長いLDKが広いって羨ましい限りですね。

 

これは翌日の現場様子。あっという間にLDKのフローリング張りが終了しようとしております。速いけれども、丁寧ですからご安心くださいませ<(_ _)>

 

 

大工職人の榎本先生が弊社スタッフに養生の張り方の大工目線ポイントをレクチャー中(^^♪

「養生は壁と床の間には40cmくらい隙間を開けておいてください!」ということです。

なぜなら最終的に幅木(床と壁の間に張る木材)を通すので床と壁に隙間がないと毎回養生をカットしなければならないので、その分大工さんの手間も増加します。

逆に隙間を開けすぎると道具落下などに伴うフローリングの傷が入るリスクが高まります。

これも毎回現場で学ぶことの出来るリフォームの醍醐味ですね。大変勉強になりました(^^

 

学びが終了したら張り切って床養生Now!養生は品質を保つためにもとっても大事です。弊社はここにはとても力とコストを注いでいるいわば強みでもあります。

徹底的にやること!お客様に満足の為にはもちろん必須です!!!!

 

大工工事はまだまだ進んで行きますが、、同時進行中で・・・

 

浴室の解体も終了して土間にはコンクリート打設を行いました。この白色の曲がるような配管は水やお湯の配管です。リモコン配線など電気工事も行い、最新型のユニットバス設置の準備完了でございます。

大工職人さんも大活躍ですが、水道や電気の配管職人やコンクリート打設する左官職人さんたちも頑張ってくれておりますよ( ◠‿◠ )

 

 

これで第2話現場レポートは完了です。第3話はリフォームも後半戦に入って行きます。

ユニットバス設置されたり、畳コーナーを作ったり、建具を設置したり、玄関ドアかえたり、クロス張替えしたり、結構盛りだくさんの内容です。

 

第3話O様邸戸建てリフォーム次回もお楽しみに!(^^)!

 

毎回もし見て下さる方いらっしゃれば一言!

ありがとうございます<(_ _)>

 

END