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第4話『まごころ込めたゴレンジャー職人登場』S様邸戸建てリフォーム

2020.05.12

こんにちは。『現場アウトプットマン』元吉です。

今日は続編ブログシリーズ第4話をツイートして行きたいと思います。

3月28日(金)第1話「スケルトンからの再生」、4月2日(木)第2話「出来上がりへの大事な配管や下地材」、4月15日(金)第3話「快進撃を続ける職人たち」を公開しておりますので、ぜひ合わせてご覧いただければ嬉しい限りです( ◠‿◠ )

ちなみにこのシリーズは第1話から最終回は5話まで作成させていただきますのでぜひチェックくださいね。

 

前回第3話の振り返りは…壁や天井の下地作成をしたり、サッシ設置したり、フローリング張りをしたりなどなど大工工事を中心にお伝えしました。

少し前回ブログより時間も経過しましたので、忘れた感がある方はまた振り返りにてご覧ください(^_-)-☆

 

第4話の見どころは、この現場に届いた板の正体はなんだ??~

大工職人さんの完結からの色々な職人さんたちへのバトンタッチからのようなテーマでお伝えさせてください。

※今回も非常に長文になることをまずはお許しください。

 

その後リフォーム現場はどのような進化を次げて行くのでしょうか?!

早速どうぞ踏み込んで見てくださいませ<(_ _)>

 

!!!OPEN   THE   DOOR!!!

 

 

 

まずはこの現場に届いた板の正体はなんだ??

これはですね~~~。とても大事な材料なのですよ。次に作業する現場ご覧ください(^_-)-☆

 

ここは将来キッチンや料理を楽しむいわばダイニングスペースです。

ここにあの材料が大活躍するのであります。

 

何やら大工職人さんが壁を作っております。これは何の下地でしょうかね??

 

んんん???少し分かりづらくなってきた。

この壁の隙間は何ですかね??

 

どーーーーん!

正解はキッチン対面式カウンターとして使う材料のことでした。

これはメルクシパイン集成材と言って、カウンターや壁枠材などに利用します。

先ほどの隙間は、棚を埋め込み強度を保つ為であり、長さが210cmなのでカウンター真ん中と角下には脚を付けて補強します。

この壁造作にあたり、キッチンカウンター高さやテーブル高さなどもお客様によって様々なのでしっかり打ち合わせさせていただきます。

『標準でいいですよ!!』ってお客様に確認をせず、勝手にリフォーム続けてしまったらダメですよ!!( ゚Д゚)

なぜならお客様のご身長、好み、椅子の高さなどなど皆異なりますから、私の経験則では毎回寸法が違うので、、、

『そもそも標準っていくら??』ってなりますよね(笑)

 

 

これに汚れにも水はねにも強くなるようにオイルステイン塗装クリアーで仕上げます。

塗装工事はもちろん塗装職人が担当しますので、床材や壁紙などに合わせて色合いも変幻自在ですね( ..)φメモ

 

 

先ほどご説明した対面キッチン用の壁でもありますので、その裏側はこんな感じです。

この場所にキッチンが設置されます。

えーーーー???どんなに感じになるのか早く見たいんですか??

チョットだけですよ。私のブログは工程順番にお伝えしているので、特別ですよ(笑)

はい!少しワープゾーンに入りやす!!

 

 

∞∞∞∞無限ループNow∞∞∞∞

・・・・過去・・・・

・・・・過去2・・・・桁が仕上がり見えてしまうという第2話での会話覚えてますか(笑)??

 

・・・・今・・・・・大工造作工事完了後。そして,,,

 

o——-0到来!!!

 

おーーーーーーーーーーーーーーーー。レッドカーペットと言わんばかりの素敵なキッチンですね。

吊戸棚もないので、とっても開放的です!(^^)!

見えてしまう桁もオイルステイン塗装で逆にオシャレになっていると私は感じております。

さあ、次に参りましょう。また時空泥棒しないと行けませんね~( ゚Д゚)

 

 

フローリングが張り終えると次のステップは、ドアの枠材設置になります。

これが完了しないと壁張りの仕上げなどが行えないので、この工程は基本ルーティーンとなります。

 

写真に記載通り、ドアの開口寸法、あ、、専門用語でごめんなさい。もう少しシンプルに言うと、

ドア全体の幅や高さに合わせて、木下地を設置しておきます。

見ている方「どーして??」

私『そうそう!!』

ドアをしっかり固定するためですよ!!

 

さあ、ドア枠材が設置されました。最終的にドア本体は後半ラストに搬入されます。

見ている方「どーして??」

私『そうそう!!』

純粋にドアにキズや汚れなどを付けたくないから!!

ただし、工事内容や工程によってはドアをすぐ設置するケースも多々あります。

『お客様が住みながらやドア数や施工範囲』などなどによって変わりますのでご注意ください。

 

洗面所や洋室にもドア枠が設置されました。こちらは引き戸になりそうですね(^^♪

こんなイイ感じでリフォームも進んで参りますよ。

 

ここは角度変えた写真で、リビングと洗面所の境部分。リビングはフローリング張りで厚みが12mmですが、洗面所はクッションフロアと言って、塩ビ系シート素材を張ります。

厚みは約2mmとフローリングに比べて1cm程度薄いです。

そのような時は、クッションフロアとフローリングの境はバリアフリー化、段差がないように下地ベニヤ張りして準備しておきます。

私たちでは当たり前ですが、皆様にはより具体的観点からブログツイートしますので、「それくらいは分かるな(^^♪」と感じているレベルの高い方は、このままお進みくださいませ<(_ _)>

 

 

さあ、更なる大仕事の出番ですよ(-_-)/~~~ピシー!

次は【玄関ドア設置】の瞬間。

先ほどの建具枠と同じで、まずは枠材が登場。

大きいですね(‘;’)この玄関ドアは引き戸タイプとなりますね。

 

この写真にある場所に引き戸を設置します。

ちなみにお伝えしておきますが、今回のリフォームはバリアフリー概念もかなり考慮しており、何と右にある既存玄関ドアはそのまま残して、新たにこの引き戸と2つになるのです。

見ている方「え、、、どーして??」

 

とても良いご質問ですね。心より感謝いたします。

※少しづつ慣れて来た…独り事・・・

 

最終的に車庫から新しい玄関に車いすでも行けるようにスロープを設置しますので、玄関ドアは2ケ所必要ということです。

もちろん車庫はインナーガレージシャッター付ですよ。

 

玄関枠が設置されました。あっという間に写真では見えますが、結構時間かかるんですが無事設置ですね。(^^♪

 

同時に電気工事も進行中!!玄関引き戸横には新たな照明スイッチ配線を行います。

ここは玄関引き戸が設置されないと明確な場所が分からないので大工職人さんとの連携意思の疎通が必須ですね。

だって電気職人さんが配線しないと大工職人さんは壁を張れませんもの。【お仕事が進まないという解釈で…】

 

さあ、枠を設置すると、次はサッシ職人さんが玄関引き戸を搬入して設置してくれております。

今はまだ段ボール養生されている状態ですが、とっても素敵な玄関ドアになるでしょう。楽しみですね!(^^)!

 

これは洋室内部からです。玄関ドアが設置され一安心です。

皆様ご苦労様でした!!さあ、次に参るぞ~~

 

 

それと補足です…引き戸を出た外には造作棚を設置して、靴や色々な収納が出来るスペースとして設けました。

 

 

 

こちらは先ほどのスロープ横の車庫様子です。ダイニング部の間取りを少し変えたので、車庫との間壁も全て新設して壁を作ります。

ここになんと・・・

 

この車庫壁には一面アクセントで色の入ったサイデイング壁を張りました。

車庫に重厚感も出てとても素敵になっておりNow。

 

 

こちらは掃き出しサッシの仕上がり様子。電動シャッター付の複層ガラス仕様ですので、ボタン一つでシャッター開閉が出来るのでとってもgood.

玄関ドアを設置した時にサッシ職人が仕上げたので段取りも大事ですねっ!!

 

さあ、まだまだ大工工事は終わりません。次は壁下地材のボードが搬入されました。

ここから壁を張って下地を仕上げて参りますよ!(^^)!

簡単な大工工程の振り返りを言葉にて説明すると・・・

 

解体→床下地→天井下地→壁下地→サッシ設置→フローリング張り・ドア枠設置→天井・壁ボード張り→その他造作工事

 

とな感じになりますね。工事順番は多少前後しますが、大枠ではこのイメージで捉えてもらって大丈夫です。(^^♪

これを言葉で説明してもチンプンカンプンでしょうから、私のブログがあるとです(*^^)v【参考になればと思い真心と時間を掛けて作成です】

どん!

 

どんどん!!

 

スピーディーに張られて行っております。結構壁ボード張りはあっという間ですね~と言われることがありますが、

壁ボード張りよりは、その前準備の壁下地に時間がかかるという感じですね。

ただし、大工職人さんの段取りも良いから早く見えるのかも知れませんね~。早くて丁寧が何よりですね(^^)/

 

さあ、壁ボード張りも終えて大工職人さんの仕事ももう少しですね…最後まで頑張って行きましょう。

 

 

これは今回テレビ面の壁厚みとなります。

一般的には木造軸組み工法と言われる木造お家の壁厚は約13cm程度です。が、、、

今回一部の壁は20cmほど厚くなりました。これは既存の柱が少し斜めになっており、壁を真っ直ぐ建てる為に壁厚が少し大きくなってしまったということです。

すこーし分かりにくいかもしれませんが、結論として・・・

 

 

『大丈夫!問題ないです!!』(^_-)-☆

 

次は少し視点を変えて場所で見て行きましょう!!

 

ここは1Fトイレ。ここから壁や天井を張り仕上げて行きます!!

 

ドドドドドドドドド~~

結構大きな音がしましたが、これはホルソという機械でまるい穴を開けております。

皆様これが何を意味するか分かりますか??

 

これはトイレの換気扇を設置する為の工事で、業界では「ダクト工事」と申します。

もしもリフォームされる方でダクト工事と記載されたら、もうどの工事か皆様ならばお分かりですね。

その時は業者さんに説明不要とお伝えくださいませ(笑)

 

さあ、トイレらしく成ってきましたよ!ね?間取り上大きくトイレは取れませんでしたが、引き戸を設置することは出来ました。

早くクロスを張って仕上がる所が待ち遠しいですね!(^^)!

えっ。もうさっきのワープは使いません。だって時空警察に捕まったら私ブログ書けませんもの!(^^)!

【※少しコメントが子供っぽい理由は、この時世のおかげでドラえもんをアマゾンプライムにて見すぎたせいです。ごめんなさい】

 

さあ、こちらは2Fの新たに出来たお部屋です。もう第1話から見てくださっている方はご存知でしょうが、、

 

 

2Fにトイレ増設させていただきました。こちらもドア枠や壁など全て出来上がりましたので、仕上げのクロス工事に入って行きますよ。

 

さあ、最後の大工工事レポートです。ここは洗面所の階段下収納スペース。

天井が奥に行けば行くほど低くなって行きますね。えっと。。。

そうですよ。だって階段下だから(笑)

ここにはどのような棚など設置すれば良いか検討しており、お客様にご相談させていただきましたところ・・・

 

このように収納庫として新たに天井や壁を作り最終的にこのサイズに合わせて建具職人がドアを設置してもらうという事にになりました。

天井を作ったりドアを作成したりコストはかかりますが、とても良いアイデアですね。予定通り収納庫上には棚も設置しますので、収納力も大幅にアップしましたね。

こちらが勉強になり、大変ありがとうございました<(_ _)>

 

リフォームって結構アイデンティティーがいるビジネスモデルなんです。

特に今までお住いの方もリフォームするにあたり、機能性や使い勝手が良くなることを前提にリフォームされると思います。

ということは、今までご生活されている本人様が不便や不満だった場所も分かりますし、悩みも違いますよね?!

だから正解はないというか、人それぞれで提案や選択は変わってきます。だから【リフォームは面白い!けど難しい。】

見たいな感じですかね~『と思い、毎日のビジネスに励んでおります』

 

 

さあ、もうこんなことお話していたら、大工工事が完了してしまいました( ゚Д゚)

 

はい。いかがでしょうか??イメージとしては何か道具もなくなり、少し寂しくなったようように感じますね。( ;∀;)

最後もう一度ドア取付や棚取付など少し作業残っていますが、長丁場大工職人さんも本当にお疲れ様でした<(_ _)>

 

しかし、ブログの題名通り今日の本題はここからなのです!!

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前置き長っ。こんなに読んだのにまだあるの??

と思っている方もう少しお時間許されればご覧ください(離脱しないで~(笑))

きっと有意義な情報発信しますので。

 

そうなんですよ。

どうなんだ??

これからが仕上げ工事に入ってきますので、まだまだ色々なキャストが登場するのです。

これから更に張り切ってやる気Maxで登場するスタッフや職人さんです。

 

いいネーミングですね。とても皆仲良くチームワーク良く現場を回して下さります。

スタッフや職人さんが楽しく仕事が出来る環境を作ると生産性は30%アップするデータがあるということをあるマーケティング動画で勉強したことがあります。

だからチームワークを取り、作業効率を図ることを私たちは常に心掛けてリフォームさせていただいております。

現場1つ1つがプロジェクトであり職場になります。挨拶からマナー、身だしなみ、清掃などこれこそが丁寧な定義になるのではないでしょうか<(_ _)>

すいません。少し熱くなりました。

お伝えしたいことは結論として、このような職人さん達がチームとなり仕上げ工事に尽力しますということです!

 

さあ、粘土の様にどんどん機械で練っておりますこの材料は『パテ』と言います。パティシエではございませんよ。

ただ結構、粉やホコリ等作業中は出てしますので、最後はしっかり清掃が必須になります。

ここの担当は先ほど写真であった尾形さんと南さんになります!

 

まずは、クロス張りをする前に先ほどの材料を使用して壁を塗って行くパテ処理という工程を行います。

 

このように壁と壁のつなぎ目を中心にパテ処理を行い、壁の不陸を整える。と言った

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまた専門用語が出てしまいました。ごめんなさい。

壁と壁の隙間を埋める工事と思ってもらえれば、もっと言えばクロスをなるべく綺麗に張るための工事でーーす。

 

これはコーナーモールと言って、壁の角に設置する部材です。角の形状をしっかり固めるようなもので、新たに壁を新設の時に使うことが多いです。

クロス張替などの時はあまり使いませんが、これも下地次第と言った所ですね。

クロス張ってしまったらお客様は見えない所なので新鮮に感じてくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

さあ、パテ下地処理も完了したので明日からクロスを張って行きますよ~!(^^)!

今まで頑張った大工職人さんからのバトンタッチでクロスとは仕上げ材になるので、責任重大ですね(*^^)v期待してます!

 

さあ、とうとうクロス機械が登場です。壁の寸法に合わせて壁紙をカットして糊付けまでしてくれるクロス職人さんには必須アイテムです(^^♪

どんどん張って行きましょう!!

 

 

イエロー系クロスが瞬く間に張られて行きます。

更に・・・(‘;’)

 

 

ピンク系のクロスも張ってますよ(^^♪色とりどりの柄目となりますね。

 

次はダイニングスペースを張って行きましょうね。

 

ダイニングスペースはレンガ調のナチュラルテイストを選択。結構今のトレンドは『石目、レンガ』ですよ(^^♪

 

 

ここはトイレスペースになります。とてもグリーン系花柄が上品で健康的な色合いで落ち着きの空間になりそうですね。

とっても良い感じです!(^^)!

こちらはその横の洗面所スペースです。縦目ピンク系は華やかになりましたね(*^^)v

どんどん変わって行きますね。(^_-)-☆

ブログ書くのもどんどんエンジンが掛かってきました。(今更か!!)

 

 

クロス工事が完了を迎えると同時に次はキッチンが現場に納入されました(*^-^*)

奥様のとっても大事な空間!!!キッチン設置のSTARTです。

担当者は中川さんと髙村さんです。

 

さあ、この段ボール上にある壁はクロスではなさそうですよね?!

これはキッチンパネルと言って水回りや換気扇回りに張るメラミンパネルです。厚みは3mmと薄いですが、非常に硬く耐久性や防火性、そして何よりお手入れ性に大変優れております。

 

 

このキッチンパネルを中川さんは人生で何枚張ってきたのだろうか??非常に丁寧でスピーディーに張れる職人さんです!

とっても綺麗に張れとります!先ほどの質問ですが・・・

結局人生で何枚で張っているんだろうか??

仮に月10枚としたら・・・数千枚張ってるでしょうね( ;∀;) 経験豊富っす!!

 

さあ、換気扇などもレーザーやメジャーでしっかり水平レベルを取り設置して行きます!!

髙村さんも仕事も人生も学び中といったところか?!

 

じゃーーん。キッチンの完成です。養生を取ってはやくお顔が見たいですね~。

ここは第5話最終回をお楽しみくださいませ(^^♪

 

忙しいですね~。同時進行NOWで電気照明器具が現場に納入されました。

ってことはお待たせしました。先ほどキャスティングの田原さんの出番ですね!(^^)!

 

丁寧にコンセント仕上げしたり、電圧チェックもしっかり行っております(*^^)v

プレートが斜めについていたらすぐ呼びますよ!!

 

さあ、インターフォンやコンセント、スイッチ、そして照明器具を設置してもうすぐもうすぐ完成して行きますね~。

このような大規模な工事になると電気工事もコンセントやスイッの位置、照明配線など全て変わるので大仕事でした。

本当にご苦労様でした<(_ _)>

 

 

さあ、最後にドアを設置して大工工事も全て完了しました(^^♪

その後工程は、器具設置仕上げ・清掃・内部点検・お引渡しというプロセスで全て完結です。

室内工事が完了すると、外部スロープ下地作成から翌日にはコンクリート打設してスロープ部も仕上がる予定です。

これで第4話もエンディングテの時間がやって参りました。

 

次回はなんと最終回。(*^^*)新築のような新しい空間での仕上がり様子を中心にお伝えして行きたいと思います。

最終回のフィナーレは今月中アップ予定なので良かったらぜひチェックしてくださいね。

 

本当に長くなりましたが、最後まで読んで下さった皆様、そして何よりご注文いただいておりますお客様には心より感謝申し上げます。

 

最後まで気を抜かず施工は進みますので引き続き宜しくお願い致します。

 

それではありがとうございました<(_ _)>

 

Good  Bye!!