おはようございます。『現場アウトプットマン』元吉です。
今日はブログ題名にもあるように「mm単位の収まりがポイント」だったリフォームをご紹介しようと思います。
現場はマンションにてキッチンリフォーム工事を行いました。
キッチンリフォームでmm単位???と思われる方も多いと思いますが、、ご覧ください。
これはリフォーム前のキッチンの様子です。
単体の流し台に壁はタイル張り、キッチン横に冷蔵庫を設置しておりました。
ただ、キッチン長さが225cmありその横に冷蔵庫が「ぴったり」設置されており、両サイド壁になるので寸法上ギリギリでした。
リフォームするキッチンも長さ225cm…
「それなら大丈夫でしょ。同じ寸法を取替するのだから」と思われそうですが、
リフォーム内容には、壁にもお手入れしやすいキッチンパネルを張る工事も入っております。
さあどうしよう。。。
それでは先に仕上がりの写真です。
キッチンパネルは通常タイルの上から上貼り工法出来る商品です。
もちろん壁タイルが浮いていたり、下地壁が曲がっている場合などはタイルを解体して下地のやり替えが必要です。
キッチンパネル厚みは3mm、それと専用ボンドテープを合わせておおよそ5mm。
最初に説明した通りに現状でもビッチリなので、既存タイル上から貼ってしますと5mmは仕上りが長くなってしまうので冷蔵庫との干渉が心配でした。
その為今回はあまりタイルの状態が悪くなかったですが、壁タイル部はすべて解体してパネルを貼りました。
その結果、タイルの厚み分とパネルの厚み分を差し引きして、リフォーム前と変わらずキッチンを収めることに成功しました。
今回はTOTOミッテを採用。食洗器付と天板は人造大理石、フードはTOTO独自の商品スーパークリーンフード。
扉色のレッドがとってもgoodで「置きたくないわね。素敵!」とご家族の方も大変喜んで下さりました。
最後にしっかり冷蔵庫を収めて工事完了!!
mm単位の仕事といえば少し大げさに聞こえるかもしれませんが、1mmでも当たれば入るものも入らなくなります。
そんな意味でも今回の現場も大変勉強になりました。
この度もありがとうございました。m(_ _)m